脱炭素に貢献できる?はじめての省エネ診断 を受けてみた!

脱炭素に貢献できる?はじめての省エネ診断 を受けてみた!

「省エネ診断」とは

省エネ診断とは:脱炭素②測る の取組です

事業所でどれくらいのエネルギーが使用されているかを知り、省エネできるよう改善 していこう!という取り組み。業者によるヒアリングや調査→省エネに向けた改善 を行います。

一般社団法人環境共創イニシアチブ 省エネ診断WEBサイトより引用)

光熱費などのコスト削減に繋がるとして全国的に推進されています。

(経済産業省 省エネルギー庁「地域エネルギー利用最適化・省エネルギー診断拡充事業」にあたります)

省エネ診断は何をするの?

機械や設備が設置される際、基本的な使用方法の説明はあっても、‘その場に適した省エネな使用方法’ を伝えてくれることは少ないのではと思います。

どうすればこの場所で今と変わらないパフォーマンスを続けながら、設備のエネルギー量を少しでも多く減らすことができるのか。

そんな小さくも大事なポイントを見つけるべく、診断機関の力を借りるのが省エネ診断です。

申し込みや必要データの提出などを済ませば、診断機関が事業者へのヒアリングや現地調査を進めてくれます。調査では現場となる工場や店舗などで各種設備の管理状況を聞きながらエネルギー量を分析します。

その結果を基に省エネ化へ向けた的確なアドバイスを受けて実行するのみ!

現地の環境に沿った診断なのでスムーズな改善ができそうですね。

那賀ウッド、はじめての省エネ診断 やってみた!

那賀ウッドは木を粉末状に加工した「木粉」の製造を自社工場で行っています。 木粉工場を含む事業所全体のエネルギー消費を見直し、コスト削減と、より地球にやさしい事業運営につなげるべく省エネ診断を実施することにしました。

那賀ウッドの木粉工場の様子(オン品の排出部)

那賀ウッドのホーム・那賀町は町の95%が森林という自然溢れる大きな田舎。

那賀町の様子

「木々に囲まれた町だからこそ、環境に配慮したモノづくりに真剣に取り組もう!」 という声が上がる中で、省エネ診断を行うことは町ぐるみで脱炭素に向かうよいスタートダッシュになると考えました。

= 那賀ウッドでの省エネ診断の様子をレポートします =

①申し込み

省エネ診断申し込みWEBサイト または診断機関(業者)の専用サイトより申請します。

選択式で簡単な内容なので数分で申し込むことができます。

【主な設問はこちら↓】

・使用状況からヒントを見つける「ウォークスルー診断」、計測機器を活用する「IT診断」、最適な改善へとサポートする「伴走支援」の3つからコースを選択。

・対象エリアを指定し、依頼する診断機関を希望。

・設備単位 or 工場・事業所全体 を選ぶ。

※診断を受けられる事業者にあたるか、下記のような確認が必要になります!

-中小企業法に定める中小企業であるか

-社会福祉法人や医療法人といった事業所の場合は、エネルギー使用量の条件を満たすか

(建設機械は対象外になってしまうとの事です)

那賀ウッドは、ウォークスルー診断コース / 工場・事業所全体プラン に決定。

四国4県をフィールドにする 宮地電機株式会社さん とご縁があり診断をご担当いただくことになりました。

宮地電機さんに那賀ウッド会社設立の経緯や形態も説明し、診断対象事業者であることも確認してもらいました。

②事前ヒアリング

申し込み後、現地調査に来てもらう前に、工場の規模や面積、機械の年製やエネルギー使用量などの情報やデータを提出しました!

宮地電機さんによると「事前資料は詳しければ詳しいほど嬉しい、けど、わかる範囲で大丈夫ですよ。(ウォークスルー診断の場合は)エネルギー使用量は見たいところです」と仰ってました。

対面チェック

現地調査の当日。事業所を診る前に、宮地電機さんとミーティングしました。

事前ヒアリングとは別に、対面で「管理状況チェックシート」を埋めていきます。

「誰か光熱費を管理している担当者の方はいますか?」

「見直しや点検をしていますか?」

といったシート内の項目を宮地電機さんが補足しながら読み上げて質問してくれるので、回答してチェックシートを完成させます。

だいたい30分以内で終えられました。

現地調査

お昼休みまであと1時間の午前11時頃、いざ木粉工場の調査スタート!

宮地電機さんが工場内を歩きながら、設備や機械の型式を記録したり、熱を発している部分はないか触ってみたり。電気を使いそうなポイントを押さえて診てくれます。

木粉の粉砕加工機をチェック
システム全体の構成を説明します
製造ラインのひとつひとつの機械を確認していきます
パネルにはメーターやボタンがたくさん
換気扇など細かいところもチェック!
工場で気になっている点などを話しながら進みます
このストックヤード 実は排熱を利用した画期的なアイデアを導入済み
工場から出る排熱の配管を切り回して、木材原料の乾燥に利用しています

那賀ウッド担当者は一緒に回って対応しました!

なお、写真のとおり会話ベースで機械の使用方法や使用頻度を確認しつつ、現場で既にわかる省エネ化アドバイスを教えてくれます。

例えば、時間表示がされていなかったエアコンを見つけた宮地電機さんが「エアコンの時間設定した方が電気を浪費しない工夫ができますよ」と設定を直してくれていました。

事務所のエアコンのリモコン画面に表示された'除湿'の文字を見てからは、冷房設定の話題に。

「冷房は風量を上げて温度下げるよりも、風量自動で温度そのままのほうが電気かからないケースもある」と宮地電機さん。続けて「機械メーカーさんは設置するところまでなので、その場所にあった設定や使い方はなかなか知れない。コンプレッサーやボイラーなんかも同じですね。その環境にあった利用方法を伝えるのが省エネ診断になります」と教えてくださいました。

お昼12時のチャイムが鳴り現地診断が完了!約1時間で診ていただきました。 終了後、宮地電機さんに「基本的な省エネ対策はできていて言うことなし、素晴らしい」と言っていただきました。もちろん、さらなる細かい改善要素はまだまだあるようで、整理して後日教えて頂けることになりました。

「自己負担1万円代で、このような診断を受けることができるのは非常にありがたい。結果的に改善するポイントが少なかったとしても、お客さんに対して現状すでに省エネ=環境に優しいモノづくりができていることを伝えることができるので嬉しい!」と那賀ウッド代表は喜んでいました。

「いい結果の場合は、この策をしてなかったらこんな結果になってましたよ、という内容の診断書を作成します」との事でした。

診断結果はおよそ1ヶ月後になるそうです。(またレポートします!)

メリットまとめ

・エネルギー使用量の見える化ができる

・見えることで、限られた電気や熱などのエネルギーの効率的な利活用に繋がる

・光熱費のコスト削減になる

・省エネ策を実施することで環境に配慮した運営ができていることを発信でき、企業のブランディングに結びつく

まとめ

省エネ診断は思ったより ややこしさ がなく、しかも 既存の補助制度を活用することで、思っていたよりもリーズナブルに実施できることがわかりました。

設備のエネルギー量や管理状況といったリアルデータを、客観的かつ専門的に診てもらえる機会はとても貴重だと感じます。気軽な気持ちで省エネ診断を受けてみてはどうでしょうか?

※ただし、補助制度を利用しての診断には限りがあるそうです・

「省エネ診断どうだった?」などの疑問など気になることがありましたら、那賀ウッドにいつでもお問合せください!

\ 最新情報をチェック /

SHARE:
あなたへのおすすめ
PAGE TOP